2026.4.7 share

Q1 審査を通して得た気づき

今回の審査を通して強く感じたのは、世界のクリエイティブ水準の高さと、その中でも際立つ「やり切る強さ」だ。アイデアはシンプルで明快でありながら、それを徹底的に実装しきるチャレンジ性が、作品の強度を決定づけていた。
また、エンターテインメントにおいては、やはり「面白さ」がすべてだということも改めて実感した。審査員全員が純粋にワクワクしながら議論しており、小手先のアイデアではなく、本当に人の心を動かし、感情を揺さぶる力があるかどうかを見ていた。台湾、上海、インド、カザフスタン、ニュージーランドといった多様なバックグラウンドを持つ審査員たちと、その価値観を共有できたことは大きな発見だった。ワークを見ながら笑ったり泣いたりを一緒にできる幸せ。広告の本質は世界共通であり、クリエイティブの未来にはまだまだ可能性がある。そう実感した審査体験だった。やっぱ好きだな、広告。

Q2 審査の中で印象に残った施策作品名とその印象について。

事前審査から本審査まで、断トツで印象に残ったのが「THE AD THAT CAN ONLY BE SEEN ON SBS」である。嫉妬を通り越し、圧倒的な尊敬に変わったほどチャレンジングでクレイジーなクリエイティブだった。強いエンタメが溢れる中で、広告の世界からここまで面白いものが生まれること、そしてそれがしっかりSBSの広告として成立している点が美しい。グランプリに満場一致で決まった瞬間、改めてこの業界の可能性を感じた。サッカー場に乱入する裸男が広告になる日が来るとは、、、 また「I’M OK NOT OK」はアイデアの強さとリアルな2人の表情が心に刺さり印象的で、「PROJECT: MEMORY CARD」は同じ博報堂グループのため議論参加できなかったが、多くの審査員から褒められ&嫉妬された。誇らしかった。