
カンヌ国際広告祭は、世界的に高い認知度を誇るフィルム部門とプレス部門を筆頭に、現在全9部門を有しています。
【各部門共通事項】
原則として、広告主の了解を得ている作品であること、また有償の契約で作製し、有償のメディアに出稿した実績を持っていることが出品の条件となります(ただし公共広告などは対象外になる場合もあります)。
また、攻撃的・侮辱的な表現や、宗教的・人種的な表現、各国の法律や国際条約に抵触するおそれのある表現が用いられている場合などは、出品が認められないこともあります。
部門によっては、イメージやコンセプトを審査員によりわかりやすく訴求できるよう、プレゼンボードや説明ビデオ、説明文章などを作品に添えて提出することがあります。
映像とアイディアでクリエイティブを競い合う、カンヌ国際広告祭第1回目から今に続く歴史ある部門です。当初は劇場CMからスタートし、その後テレビCMなど映像全般に広がりました。毎回、世界各国から多くの作品が集まるカンヌ国際広告祭の花形部門と言えるでしょう。第53回(2006年開催)は、約5,000点の作品が出品されました。
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ラジオ広告の内容を評価する、2005年に設けられた比較的新しい部門です。すべて英語での審査となりますが、日本語のラジオ広告に英訳したテキスト(文章)を添えて提出することで、ローカルな言語でも審査が可能となっています。
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印刷媒体の広告を評価する部門です。新聞広告や雑誌広告、ポスターなど平面の印刷物全般が対象となります。1992年発足という長い歴史を持ち、毎回多くの作品が世界各国から集まります。全部門で最も多くの出品数を誇っており、第53回(2006年開催)は約2万点もの作品が優劣を競い合いました。
近年は「ビジュアル性」と「メッセージ性」が重視されているようです。
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看板、サインなどの屋外広告を対象とした部門です。2005年に従来の「プレス&アウトドア部門」から分離・独立する形で設けられました。過去の作品の中には、ビルの屋上からロープで人を吊るし、壁面でサッカーのプレーを演出するというユニークなパフォーマンスが高く評価された作品が過去にあります。
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1999年に設けられた、媒体の活用方法を競う部門です。テレビショッピングのような、特定の商品の特徴や情報を比較的長い時間をかけて紹介する「インフォマーシャル」などはこの部門に該当します。対象となるメディアはテレビCMやラジオ広告といった既存の媒体でも、これまでに例のないまったく新しい媒体でも構いません。
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インターネット上のマーケティングやキャンペーンの独創性を評価する部門です。バナー広告をはじめとするウェブサイトの広告などが対象となります。1998年の発足以来、出品数は毎年伸びています。見ている人が思わずクリックしたくなるような仕掛けや斬新さ、緻密さ、新しい表現方法などが求められます。
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2002年に設けられた、ダイレクトマーケティングを対象とした部門です。ダイレクトマーケティングに関わるものであれば媒体は問いません。ターゲットを絞った宣伝であること、またその効果も評価の対象となります。
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2006年に新しく設けられた、統合キャンペーンを対象とした部門です。統一的なブランドイメージを世界規模で展開するキャンペーンがこれに該当します。どこの国へ行っても特定のデザイン・配色などでその商品、企業などが認知されることがこの部門の特徴とも言えるため、出品者は国際的に知名度の高い大企業が目立つようです。
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総合プロモーションとして既存メディアの枠にとらわれず、見る者のハートを刺激するような広告アイディアを競い合う部門です。「バーコード」に遊び心溢れるユニークなデザインを施した近年話題の「デザインバーコード(R)」は、2006年度のカンヌ国際広告祭で当部門の金賞を受賞しました。
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