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カンヌ国際公告祭とは?
日本ではカンヌ国際広告祭として親しまれていますが、正式名称はInternational Advertising Festivalと称され、また受賞者が受け取るトロフィーがライオンであることから、別名Cannes Lionsとも呼ばれています。
毎年6月第3週もしくは第4週に、1週間にわたって南フランスの保養地カンヌ市で開催され、現在では広告業界のワールドカップと呼ばれるほど大規模なフェスティバルとなっています。

当初は財団法人Screen Advertising World Association(通称SAWA、劇場CM会社の世界的な業界団体)が、当時盛んであった劇場CMの振興の為に1954年に創設。その後テレビの台頭とともにイベントが拡大され、現在ではInternational Advertising Festival Limited(本部ロンドン)が運営しています。

劇場CM部門のみでスタートしましたが、その後テレビの台頭でテレビCMが加わり、1992年には屋外看板・印刷媒体を含めたプレス&ポスター部門(2005年からはプレス部門と屋外広告を対象とするアウトドア部門に分離)、1998年にインターネット広告を対象としたサイバー部門、1999年には媒体の活用手法を競うメディア部門、2002年にはDM(ダイレクトマーケティング)を対象としたカンヌディレクト部門、2005年にはラジオ部門と総合プロモーションを評価するチタニウム部門、そして2006年にはSPを対象としたプロモ部門と、今では9部門を有する一大コンクールとなっています。

世界には数多くの広告賞がありますが、カンヌのユニークな点は全エントリー作品を、審査員だけではなく参加者全員が見ることができる点にあります。参加者は自分の観点で評価ができ、且つ、トップクリエーターで構成される審査員団の世界基準と比較できるという貴重な機会を提供しています。 また、もともとカンヌは、広告会社や制作会社のトップクラスがカンヌ入りし、セミナーやパーティーを通じて、自社のアピールの場として、また、新しいビジネスチャンスを作り出す場として利用されてきたのですが、最近は、広告主が「クリエイティブの勉強の場」として認知し、年々カンヌ入りする関係者が増加しています。

今では、カンヌ国際広告祭は、広告主を含む1万人近い関係者が集まる、文字通り「広告のワールドカップ」と呼ばれるにふさわしい、一大広告イベントとなっています。

日本は過去、フィルム部門で4回(1974年、1982年、1987年、1993年)、プレス&ポスター部門で1回(1996年)、サイバー部門で1回(2004年)、チタニウム部門で1回(2006年)合計7回グランプリを受賞しています。

日本国内では1961年から株式会社東映エージエンシーが、カンヌ国際広告祭の代表として、入賞作品の販売、フェスティバルのプロモートを行っています。